Q: ヘナにはどんな作用がありますか?
A: ヘナのローソニア・アルバという成分が、毛髪内のタンパク質と反応して白髪をオレンジ色に染めますが、それ以外にも抗炎症作用、解熱、リラックス、防腐、収斂性、日焼け止めなどの薬効があり、以下のような効果があると言われています。
≪髪への作用≫
・頭皮をきれいにし、フケや炎症を抑える。
・白髪を予防する。
・髪1本1本が丈夫になり、紫外線や空気の汚れから髪を守る。
・髪にツヤ、光沢を持たせる。
・切れ毛、抜け毛の予防をする。
・くし通りや手触りを良くし、まとまりやすい髪にする。
≪体への影響≫
・睡眠が深くなる。
・生理不順や生理痛の改善が期待できる。
Q: ヘナをパーマやヘアダイと併用できますか?
A: パーマや、ヘアダイをする場合はヘナを先にするのがおすすめ。パーマ、ヘアダイ直後にヘナをすると、髪がパサつくことがあります。できればヘナをした後に、5~6回シャンプーをしてから、パーマやヘアダイをするようにしましょう。
Q: ヘナは妊娠中でも使用できますか?
A: ヘナは体を冷やす作用があり、女性ホルモンに影響するので、妊娠初期(3ヶ月)、生理中、風邪をひいている時はやめましょう。妊娠中期からは頭皮にペーストをすり込むことは避けて、一時間以内に洗い流すようにしましょう。
Q: ヘナペーストの匂いが髪に残らないか心配です。
A: 数日間は髪が濡れているとき、少しヘナの香りがしますが、乾くと取れますので安心してください。匂いが気になる場合は、ペーストを作るときに紅茶・コーヒーを使ったり、エッセンシャルオイルを入れると良いでしょう。
Q: ヘナペーストはどれくらい持ちますか?
A: ヘナを水に溶いたもの(ヘナペースト)は、24時間以内に使うのが理想です。作り置きするときは、卵、ヨーグルトなどは入れないで常温で保管します。長く放置したペーストは体を冷やすので、湯煎で温めてユーカリ入りヘアオイルを入れてください。長く放置するとカビが生えるので注意。
Q: ヘナをする前に髪を洗った方が良いですか?
A: 通常は、髪を洗う必要はありません。頭皮に化学物質や育毛剤、自然な油ではないものが残っていると、色がつきにくい場合がありますので、心配なときはシャンプーをしたほうが良いです。
髪は濡れていても乾いていてもOKです。
Q: ヘナトリートメントを控えた方がいい時はありますか?
A: ヘナは身体を冷やす作用があり、女性ホルモンにも影響するので下記に該当する方は、事前にお知らせください。
・妊娠初期(3ヶ月)
・風邪をひいている時
・生理中(3日目まで)